六地蔵巡りで嵐電初体験!
2016/08/23
8月22日と23日は京都の六地蔵巡りです
京都の6箇所の入り口にあるお地蔵様を巡り
家内安全、無病息災をお祈りするというものです。
とはいっても私もまだ4回目です。
知人に教えてもらうまではそんなことがあることすら
知りませんでした。
ですが、今では年中行事の楽しみの1つです。
六地蔵のこの日だけはお寺も夜通しあいている
ということなので車で行っていましたが
その中の常盤地蔵は今年から夜の拝観が出来なくなる
ということで、こちらだけはお昼間に行ってきました
電車の乗り換えや時間等をネットで下調べし
不安だらけのプチ旅行です。
京都で嵯峨野線に乗り換えですが
ここからは未知の世界・・・
駅の案内表示とメモから目が離せません
33番線・・・あった!
エスカレーターを降りて行くと暗いトンネルのような空間。
それが奥へ奥へと広がっている。
まるで別世界のようです。
メモどおりに嵯峨野線に乗り太秦へ
そこで乗り換えの京福線もなんとか見つかり
ホッとしましたが
何か変です…
そこでビックリ!
なんとこの駅、改札がありません
途切れ途切れの柵があるだけで出入り自由です。
なんじゃこりゃ!?
こんな駅初めて!
ホームの壁には電車の乗り方が書いてあります
「電車に乗るときは前からも後ろからも乗れます」
「電車を降りるときは前から降りてください」
しばらくすると電車がホームに入ってきた
電車は1両だけ。
こじんまりかわいい。
電車に乗って気が付いた
この電車、単線です!
まるでジオラマの世界に入ったような
昭和の匂いがしておもちゃみたい!
楽しい~!!
一気にテンション上がってワクワクどきどき!
さっき読んだはずの電車の乗り方もすっかりどこかに行ってしまって
あちこち興味津々。
右に左にキョロキョロ
一駅だけの初体験はあっという間に目的地の
「常盤」駅についてしまい、普通に後ろから降りてしまった
だけど降りた駅も改札無し
運賃はどうするんだ?とうろうろしていると
電車の中ではみんなが順番に並んでお金を払っている
あ、そうだ、前から降りるんだった
そのときにお金を払うんだっけ。。。
これはいかんとあわてて乗り込み列に並んだ
変な電車・・・
まるで市バスのように、降りるのは前からだけで
電車の中に運賃の機械があるなんて。。。
おまけにこれまたバスのように
降りたい駅でボタンを押すようになってるし…
不安だらけのプチ旅行が、思わぬ初体験の連続で
とっても楽しい旅行になりました
この可愛い電車は「嵐電」(らんでん)と呼ばれているようです。
路線の検索をしたときは「京福電鉄」としか
出てこないんですけどね…
グリーンのその電車には「Randen」
と書いてありました。
常盤地蔵様でお幡と呼ばれるお札を戴き
嵐電も少し落ち着いて乗って帰って着ました。
この「嵐電」乗ってみる価値ありですよ。
別世界が時間を忘れさせてくれます