ハワイアンキルトのバッグの作り方
2015/07/16
ハワイアンキルトとは…
切り絵の手法を使って作るキルトです。
切り絵の手法と言うのはもともとアメリカにあったものですが
それを南国の花やくだものや海の生き物をモチーフにして
表現したものはハワイで生まれたものです。
それでハワイアンキルトというと夏！！
って感じがするんですよね
ハワイアンキルトのバッグの作り方
ハワイアンキルトはピースキルトと違って１枚大のパターンを切り抜き
アップリケするという布を贅沢に使ったキルトなんです。
キルトというのは、もともとは古くなった衣類をもったいない精神で
使える所を切り取ってつないでいき、寒さ対策で中に綿を挟んでキルトし
新しく寝具として活用するというものでした
今の時代でいうリサイクルですね
しかし、ハワイのような南国では
衣類もあまりなく、寒さ対策も必要ないとの理由で
ホールクロスキルトが贅沢なキルトとして作り継がれていったようです。
キルティングラインは
打ち寄せる波のようにモチーフの間にウエーブキルトをし
モチーフのアップリケを引き立たせるようにするのが
ハワイアンキルトの特徴です。
ラインもフリーハンドで書いたり、書かずに気持ちの赴くまま
キルティングしたり出来るのも他のパターンではあまりない事ですよね
無地布やむら染めを使うことが多くそれによって
アップリケのモチーフのかわいらしさや優雅さを楽しみますが
あまりこだわらずに、無地っぽい布とむら染めっぽい布で
作ってみました。
作り方は…
まず、アップリケ部分になる布を丁寧に折りたたみ
仮止めをしてモチーフのラインを書き、縫い代をつけて
ハサミで丁寧に切ります。
それを開いて土台布の上に置き
しつけをかけて、奥たてまつりで周囲をまつります。
アップリケが出来たら、ウエーブキルトのラインを書きます。
裏布は気に入ったものがなかったので
お気に入りの何枚かを短冊に縫いつなげてみました。
トップ、キルト芯、裏布を重ねてしつけをかけ
キルティングをします。
キルト糸は、レインボーのキルト糸があったので
それを使っちゃおう♪
写真では分かりにくいですが、レインボーの色がキラキラと
柔らかさと華やかさを出してくれました。
バッグの表面、裏面それぞれ同じように作り
バッグの形に仕立てます。
後は、持ち手を付ければ完成！なんだけどなぁ…
それが中々…
